弊社の株主提案が可決し、配当性向100%が継続する場合に淺沼組株価が到達するとみられる水準
10,000円以上(※)
※配当利回りをベースに試算、計算の詳細は“株主提案について”をご参照下さい。

資本コスト意識に乏しい経営陣が放置する割安な株価のバリュエーション

淺沼組のPBRは過去1倍程度まで上昇する局面もあったものの、足元で急速にPBRは低下しています。PBRが1倍を割っているということは、資本を使って稼ぐ力(ROE)が、株主が求める期待リターン(株主資本コスト)を下回っているということです(※)。
※ROE(自己資本利益率)が株主資本コストよりも低くなるほど、PBRは1倍を下回るというエクイティスプレッドに基づいた考え方を前提としています。

淺沼組の過去5年間のPBRの推移

(データ出所:QUICK ASTRA MANAGER、2019年5月22日現在)

また、企業価値(Enterprise Value)で見ると、2019年3月末現在の淺沼組はマイナスとなっています。企業価値がマイナスということは、現在の株価で淺沼組を買収した際の投資回収期間が必要ない(買収した時点で投資額以上の回収ができている)ことを示しています。 2019年5月22日現在の淺沼組の企業価値はプラスに転じていますが、依然として企業価値は低水準にとどまります。
投下資本を効率的に活用しなかった結果として、効率的に資産を使って稼ぐ力(ROIC)が、企業に求められるリターン(加重平均資本コスト。(以下「WACC」といいます。))を下回っているということです(※※)。
※※ROIC(投下資本利益率)が加重平均資本コストよりも低くなるほど、企業価値は投下資本よりも小さくなるという考え方を前提としています。

EV/EBITDAの同業他社比較

(出所:QUICK ASTRA MANAGER、2019年3月末現在の時価を使用)
(補足:建設業は、日経NEEDS小分類主業種が総合建設である51社の単純平均値を使用)

これらのバリュエーションが低く放置されている要因の1つは、淺沼組の資本コストに対する意識の低さであると考えられます。
上場企業の使命は、株主価値を向上させることであり、そのために資本コストよりも高い効率性を目指す必要があります。
株主として、淺沼組の経営者と対話するに際し、淺沼組が資本コストをどの程度でどのように計算しているか理解することは極めて重要なことです。
淺沼組は資本コストの計算根拠を明らかにしました。今後は淺沼組が資本コストの考え方を経営に活用していくことに期待されます。弊社は、淺沼組が政策保有株式の保有にかかる判断基準として資本コストを用い、政策保有株式の保有が正当化されないという合理的な判断をしていただくことに期待しています。

現状 経営に対する評価 改善策

PBRが長期間1倍を下回っている (ROE<株主資本コスト)

EV/EBITDAが極端に低い (ROIC<加重平均資本コスト)

資本の効率性が低下する状態が継続している

投下資本を有効利用せず、効率性の低い状態が放置されている

まず、経営陣が、資本効率性が低いことを認識するべき。
資本コストを土台とした対話を株主と行い、株主価値向上に真剣に取り組むべき。

  • 株式会社ストラテジックキャピタル
 
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